ハイランドパーク カスクストレングスNo.1

リリース№1の名前がついたオフィシャル・カスクストレングス。

先月末、飲食店などの時短営業はそのままに首都圏を除く6府県で緊急事態宣言が解除されました。まだ早いのではとかいろいろ言われてますが、政府も基準を決めて判断していることなので、解除後はみんなの認識力が問われることになります。しかしワクチン接種も伴い少しづつではありますが、希望が見えてきたんじゃないでしょうか。このまま良い方向へと進んで欲しいですね!そういえば昨日、梅の花が咲いているのを見ました。春の兆しにテンション上がります🌸

コロナが世界規模で収束し、安心して旅行ができる日がまたやって来た時にはぜひ行ってみたい蒸留所の一つ。

オークニー諸島・ハイランドパーク

ハイランドパークはスコットランド最北の蒸留所として知られ、世界中にファンを持つ超人気のシングルモルトです。伝統のフロアモルティングや硬水の仕込み水、密造時代やかつてバイキングに支配されていた歴史的背景、北欧神話などをモチーフに多彩なシリーズ展開が魅力です。語れる要素の多い蒸留所です。「飲む資格」を求めて世界中からツアー客が訪れているのも分かる気がします。

カスクストレングスのハイランドパークはボトラーズではあったような無かったような。アンバサダーズチョイス(スウェーデン市場向け)やダークオリジンズを過去に試飲しましたが、甘塩っぱくフルーティーで香ばしいオークのニュアンスが特徴で美味しかったです。

今回は2020年11月に発売されたオフィシャルでは初のカスクストレングス№1を試飲します☆


Highland park Cask strength No.1

NAS 63.3%

グローバルな試みとしては初となる「カスクストレングス」のリリース。マスターブレンダーのゴードン・モーションが選び抜いたアメリカンオークのシェリー樽で熟成された原酒を加水なしでそのまま瓶詰め。(抜粋) 基本的にはアメリカンオーク主体の熟成にシェリーカスクで追加熟成が施されたものだと思います。このカスクストレングは年数表記はされてないので長期・短期熟成原酒の合わせ技といった感じ。

 革、オイル、スミレ、蜂蜜、バニラ、上質な木材、微かなピート、土、トフィー

 蜂蜜とオレンジのニュアンスからはじまり、オークのスパイスにバニラやチョコレートのヒント、コーヒーやナツメグを思わせる風味がピートと重なって広がる。オレンジの皮のようなフレーバーが終始支配的、オイリーで暖かい余韻が続く。

 嗅いだことのあるような無いような、スミレの花?そしてスエードのような革の香り。最初の印象はハイプルーフの割には滑らかで、舌の上で柔らかくオイリーにまとまるといった感じでした。思ったより柔らかいんだなと。柑橘系とくにオレンジ系のフレイバーを強く感じましたが、これがパークの持つ香ばしいピートと塩味のコンテンツに大きく貢献していてうまいです!説得力のある味わい。オフィシャルの12年よりも断然こっちが好きです!

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