ロッホリー アワーバーレイ

ローランドウイスキーについての先入観はもう忘れましょう。

◇LOCHLEA. OUR BARLEY

蒸溜所/ロッホリー
創設/2017(稼働2018年8月)
樽構成/1stフィルバーボン、オロロソシェリー、STRカスク
熟成期間/2018-2022?と予想すると4年程度。
度数/46%
備考/ロッホリー蒸溜所の中核ボトルであり、自社栽培の大麦100%からつくられたシングルモルト。元ラフロイグ蒸溜所マネージャーのジョン・キャンベル氏が現在プロダクションディレクターを務めている。

主な香味/温かい刈り草、フルーツシロップ、マーマレード、ハーブ、ライチ、バニラクリーム、白胡椒

ジュージー&フルーティー!
若いウイスキーにしては素晴らしい仕上がり!
これも地元で一貫したウイスキーづくりがなされた結果なんでしょうね。 ロッホリーは「畑からボトルまで」のアプローチに従う農場型蒸溜所であり年間生産量は20万ℓと小規模。
ですが自社栽培した大麦を100%使用するという伝統的なウイスキーづくりを実現しています。

発酵時間の長短や蒸留時におけるカットポイント、そして樽構成、熟成期間など、ウイスキーの仕上がりに影響するポイントは箇所箇所にあります。しかし「原料」の良し悪しがやはりウイスキーづくりの核ではないかと、そう思わせられる一杯です。近年のクラフトウイスキーブームの中で「美味い短熟」がどんどんできていることに正直驚いています。これには何か秘密でもあるんでしょうか。とても興味深いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です