スキャパ2005 G&M

 


リング・オブ・ブロッガーやスカラ・ブレイなどの古代遺跡で知られ、年中通して強い風が吹く(特に冬期)スコットランド北東沖にあるオークニー諸島。大きな木が育たないのはそのためで、厳しい自然環境のなかで島民(オーカディアン)は力強く生活している。オークニー諸島にあるスキャパはメインランド・カークウォールから2マイルのところに所在する蒸留所で、キャプテンのブライアン氏を合わせわずか5人で蒸留所は稼働している。このスキャパチームによって造られるウイスキーはピートを焚かず、アメリカンホワイトオークのバーボン樽熟成を主体としたシングルモルトでローモンドスチルの華やかでフルーティーな酒質もった諸島系モルトとして知られている。現在オフィシャルリリースとしては「スキレン」などがある。今回はボトラーズのG&M社(ゴードンマクファイル)からリリースされたスキャパ2005を試飲します。


 

SCAPA 2005 / GORDON & MACPHAIL 43%

2005-2018

 麦わら

 干し草、ニス、バニラ、オーク材、苺

 口当たりは柔らかく上品な甘味がある。ニッキ飴やシナモン、クローブを思わせる独特なスパイスとオークウッドのフレイバー、レモンや梨の爽やかなニュアンスが奥に隠れ、心地よい渋みが広がり最後に甘味と酸味が残る。

 若々しくもやわらかく芳醇、ニッキ飴のような風味が独特で面白い。開封後1週間程でニッキや松ヤニのようなクセも落ち着きすっきりとしたフルーツのニュアンスが現れる。苺のような爽やかなアロマも感じました。蒸留所のオフィシャルスタンダードにはないスキャパの優れた一面をしっかりと感じさせてくれる一本ですね。オフィシャルリリース以外にあまり出回ることのないスキャパが飲めるのはこのG&Mくらいだと思います。

 

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