キルホーマン カサド 

赤ワインとのマリアージュでバーボン樽の影響をさらに美しく引き立てる。

KILCHOMAN Casado 46% 50ppm 6years

備考1:ファーストフィルバーボンバレルで6年間熟成させた38樽をヴァッティング後、チャ―リングの度合いを変えた2つのポルトガル産レッドワインのバット(6,000リットルの大樽)に移し、2年間マリッジ。実際の熟成期間はトータル8年ですが、今回の赤ワイン大樽のサイズがSWA(スコッチウイスキーアソシエーション)で認められていなかったことにより、バットでの熟成期間はカウントされず、6年熟成になります。12,900本限定。

香味:キャンプファイヤースモークに熟した夏のフルーツのバランス。ピーチ、プラム、チェリー。マジパンの深い香りが潮と組み合わさって焦点となる。最初の味はコショウとスパイス。ドライで塩気のあるピートの煙が残り、アプリコットとレモンの果実が続く。ホットスパイスのキャラクターと煮込みフルーツは、甘いジャムの輪郭をもたらし、キルホーマンスモークとバランスをとっている。ただ46度でボトリングされた理由は?そして熟成感もそこまでといった感じはどうしてもあります。

開封後1週間を経たあたりからは香味にメリハリがつきシャープな印象に、僕にとって好意的なものに変化しました。

備考2:2005年にオープンしたキルホーマン。当時アイラ島にあった7つの蒸留所に続き8番目の蒸留所となった。実に124年ぶりだとかで当時話題になってた。島の北西に位置し、穀物の生産から瓶詰めまでウイスキー生産のすべての工程を統合したというファーム蒸留所だ。敷地内で栽培された大麦は必要量の約25%を賄っている。最近、生産能力を倍にするための投資を行い2017年に追加の製麦フロアとキルンが建設されている。2019年にはさらに2つの蒸留器、1つのマッシュタン、6つのウォッシュバックを増設した。キルホーマンの年間生産量は現在、年間50万リットルに達している。

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