余市蒸留所限定 PEATY&SALTY

日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝氏が本場スコットランドでのウイスキー修業を経てたどり着いたのは北海道でした。スコットランドでも見られなくなった伝統の石炭直火焚き蒸留を現在でも続け、その蒸留製法が生む骨太なニューポットを北海道の厳しい大自然が育て上げる。余市モルトの魅力はそれに尽きると思います。今回は余市蒸留所限定のピーティー&ソルティ500mlボトルのご紹介です。このボトルはネットでも購入できますが定価での購入は難しいようです。

余市

PERTY&SALTY 55%

 ゴールドアンバー

 潮、ハム、ヨーグルト、チーズケーキ、ピート、オーク樽

 モルティーな甘味、収斂性のある酸味とソルト系スパイス、余市ならではの厚みのある酒質、焦げたカラメルのような苦味とスモーク、程よい熟成感がありピーティーな余韻が長く続く。最後に甘みが残る。

うまい。この一言に尽きる一本です。余市ファンであればこの短熟感も楽しめるはず。話はそれますが最近スコッチやジャパニーズなどで10年未満のリリース物が多い気がします。まだオープンして間もない蒸留所のモルトなども多く、たまたま買ったボトルがそうなんだろうと思いますが、短熟ならではの原酒の個性を楽しむと同時に、荒々しくも樽の恩恵をちゃんと持った、味わい深いモルトも多く存在しています。外観でいう「色」は熟成感を確かめる一つの情報ですが、3年物でもしっかりとした琥珀色を持つモルトもあれば、12年でも明るい黄色程度のボトルもあります。樽のサイズでも違うし、赤ワインやシェリーの樽熟成では短期間で色が出やすいのはみなさんもご存知だと思います。実際飲んでみないと分からないですが、度数に関しては単純に高い方がうまい気がします。私はストレートでいつも飲むのですが、キャラクターは濃い方が良くも悪くも裏切られた感が少ないです。加水して徐々に度数を下げ、そこにある香り、味わいを楽しむのもハイプルーフならではの楽しみだと思います。このピーティー&ソルティ余市蒸留所限定ボトルは美味しい一本です。

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