キルホーマン2011 レッドワインカスク KILCHOMAN

KILCHOMAN

RED WINE FINISH  SINGLE CASK 56.8% 700ml

7YEAR’S  CASK NUMBER 170/2011

キルホーマンのニューリリース。赤ワイン樽でウッドフィニッシュ(後熟)したシングルカスクが国内で初リリースされたのを最寄りの酒屋さんで知り早速購入しました。少し赤みがかった綺麗な琥珀色で熟成期間は7年(2011-2018)と比較的若く、単一の樽から252本限定でボトリングされたものとなっています。基本的に熟成が完了した樽は、味を均一化させるために大きなタンクに全て混ぜられ、そこからボトリングが行われますが、シングルカスクは単一の樽のみのボトリングなので、樽単体としての個性を愉しむことができる贅沢な仕様と言えます。アイラ産の泥炭を使用したピーテッドモルト(50ppm)が原料で、数値だけ見るとスモーキー代表格のアードベッグと変わりませんが、その個性表現は様々ですので、これも飲んでみないことには分からないのがスコッチの面白いところです。

 やや赤みのあるアンバー

 キウイ、クランベリー、苺、潮、ピートスモーク

 クランベリーのような爽やかなフルーツの甘味、ワイン樽由来のタンニンのグリップ、酸味・苦味のようなクセが心地よく、そこにピートスモークが絶妙な重なりをみせる。すっきりとした爽やかな余韻がある。フレッシュベリーとピートのハーモニーが清々しく、7年物の短熟感は若干あるもののハイプルーフによる刺々しさをあまり感じさせない滑らかさがありました。(個人評価7/10)

キルホーマン蒸留所は基本的に熟成はバーボンバレルを使用します。その後ポルトガル・ドウロ地方産の赤ワイン樽に移し替え、さらに一定期間の後熟が行われます。そうすることで華やかなベリー系風味が付加され、ウイスキーに深みと複雑さが生まれます。ウッドフィニッシュの期間は明記されていませんが、7年の熟成のうち、おそらく半年から1年くらいといった感じではないでしょうか。このブログでは基本ストレートで試飲した感想しか書いていませんが、ハイボールでも試飲してみたところ、他のワインやシェリーカスク系にみられるような不快要素は現れずすっきりとした仕上がりで、女性にもお勧めできる幅の広さを感じたボトルです。

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