キルホーマン・ソーテルヌカスク フィニッシュ KILCHOMAN

ソーテルヌカスク

ウイスキー作りに必要不可欠な「熟成」に用いられるオーク樽は、代表的なものとして、アメリカ・バーボンバレルやスペイン・シェリーカスクなどがある。シングルモルトの芳醇な香り、豊かな味わいは樽熟成によって生まれ、多くの人を魅了する琥珀の液体となる。ウイスキーを購入する際、産地に始まり、どんな樽で、熟成期間は何年か?さらに樽を移し替えて行う追熟はどんな樽か?、ボトリング度数は?フェノール値は?など、モルトファンには必要な情報である。今回購入したキルホーマンはバーボンバレルで5年熟成後にソーテルヌカスクで5ヶ月のウッドフィニッシュ(追熟)を施した2018年の限定もの。世界10,000本限定リリースで国内へは480本のみと少ない。ソーテルヌとはフランス・ボルドー地方にある「世界最高峰の貴腐ワインの産地」のこと。ソーテルヌ地方特有の気象によって繁殖した貴腐菌(ボトリティス・シネレア菌)は、ブドウの果皮に無数の小さな穴をあけて果汁成分を濃縮(貴腐果)させる。このブドウから黄金色の極甘系ワイン(ソーテルヌワイン)がつくられる。ざっくりと説明したが、このソーテルヌワインを熟成・貯蔵した樽をウッドフィニッシュに使用したものが、キルホーマン・ソーテルヌカスクフィニッシュです。バーボンバレル5年と、わずか5ヶ月間ではあるがソーテルヌワイン樽で眠った原酒が、度数50%フェノール値50ppmでボトリングされています。

 

KILCHOMAN SAUTERNES CASK FINISH 50% 2018 EDITION

 イエローゴールド

 蜂蜜クリーム、かりん、バニラ、潮風、ピート、メンソール、

味 口当たりはソフトで花の蜜のような柔らかい甘み、すっきりとしたスパイスが鼻に抜けクリーミーな味わいが広がる。塩味とピートがフィニッシュにかけて現れ、甘味と混ざり合って心地よい余韻となる。今まで飲んだキルホーマンとは一線を画するボトル。確かにピーティーでありハイプルーフではありますが、華やかでなめらかなミディアムボディーはバーボンバレルとソーテルヌカスク由来のものなのでしょう。飲み飽きない洗練された美味しさは新鮮で、キルホーマンのポテンシャルの高さを感じた一本。その他、ワインカスク・エクスプレッションシリーズなども飲んでみたいですねw

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です