グレングラッサ エボリューション GLENGLASSAUGH

 

グレングラッサ Estd1875

東ハイランドモルトであるグレングラッサは、元エドリントングループの傘下蒸留所でありましたが1986年に生産がストップ、その後の再開は絶望的と見られていました。ところが2008年にロシアの投資家がグレングラッサを買収したことで20年以上の休止期間を経て復活し稼働を再開。その後同蒸留所はビリー・ウォーカー率いるベンリアック社によって2013年に買収され、さらに2016年にはアメリカ最大手のワイン&スピリッツ会社”ブラウンフォーマン”によって買収されました。

2018年現在、グレングラッサのオーナーはブラウンフォーマン社です。このように度重なる買収によってオーナーが複数回入れ替わるといったことは他の蒸留所の歴史を見ても少なからずはあります。所有者が替わることによって、今までなかった新ボトルがリリースされたり、逆に生産が止まりモスボール(一時休止)や閉鎖となってしまうこともあります。

東ハイランドのマレイ湾に面した漁村ポートソイに位置し、ハイランドとスペイサイドの国境をまたぐグレングラッサ蒸留所。現在のリリースは、2008年の再開後に蒸留された最初のスタンダード「グレングラッサ・リバイバル」、とブランド初のピーテッドタイプ「グレングラッサ・トルファ」そして今回紹介する「グレングラッサ・エボリューション」の三つとなっています。

 

GLENGLASSAUGH

EVOLUTION 50%

ハイランド、スペイサイド、海岸の三つの要素を併せ持つモルト。このエヴォリューションは熟成樽にテネシーウイスキー「ジョージ・ディッケル」のファーストフィルが使用されていて6年以上の熟成とあります。

 明るい麦わら

 カリンまたは金柑のようなフルーツ香、干草、蜂蜜梅、洋ナシ、バニラなどを連想させるアロマに微かなピート、メンソールを感じます。

 甘くスパイシーな刺激が口に広がり、バターソテーしたバナナ、ジンジャー、ホワイトオークのウッディネス、グレープフルーツのような苦味と仄かなピートが全体を引き締め、カスタードクリームのような余韻が続く。

程よい酸味、オーク由来の香ばしさと甘味、度数も50%と全体的にしっかりしたボリュームがあり、飲み心地が非常に良いボトルでした。

個人的にはストレートをお勧めしますが、その他ハイボール、ロックなどでもさっぱりとした味わいを楽しめるボトルではないかと思います。

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