グレンギリー ファウンダーズ・リザーヴ GLENGARIOCH

グレンギリーは長い間、ブレンド用の原酒生産工場として稼働してきた無名の蒸留所。創業から200年の間、オーナーの入れ替わりが幾度とあり、慢性的な水不足や生産能力などの問題を乗り越えてきた。1973年には蒸留所の名前を付けたシングルモルトをリリースし、現在の所有者はサントリーとなっている。グレンギリーからリリースされているノンチルフィルタード48% 、ノンエイジ「グレンギリー ファウンダーズ・リザーヴ」を今回は試飲します。

GLENGARIOCH 1797 FOUNDER’S RESERVE 48%

スコットランド最古の蒸留所の一つとして知られるグレンギリー蒸留所。200年以上という設立については諸説あるものの、1797年に遡るスコットランドで最も古い蒸溜所の一つだということは確かです。その他1785年という早期にここで蒸溜所が操業していたらしいという説もあり、真偽のほどは確かめられていない。ともあれ2世紀以上に渡って伝統的なハイランドモルトをつくり続けてきたことは確かな歴史として記念されるべきこと。そこでリリースされたのがファウンダーズリザーヴです。

 マホガニーゴールド

 チーズ、シェリー、マジック、オーク、チョコ、ラムレーズン、蜂蜜、メンソール、バタークッキー

 紅茶のような渋みと熟したフルーツの甘さが広がり、ややワクシーな口当たりに優しいピート、フィニッシュにかけてレーズンやナッツチョコの余韻、全体的に、すっきり綺麗にまとまったミディアムボディといった感じです。とても飲みやすく、女性にもお勧めできる一本だと思います。

 

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