クライゲラキ13年 CRAIGELLACHIE

クライゲラキ Estd 1891

ローゼス・キース・ダフタウンに囲まれた、スペイサイドのほぼ中心に位置するクライゲラキ蒸留所。シングルモルトはクリーミーでナッティ、酒質はミディアムボディでバランスが良く、長期熟成によって果実系の芳醇なアロマが強く現れる特徴を持つといわれています。もとはブレンデットウイスキーのホワイトホースに使用する原酒確保のため1891年に建てられたクライゲラキ蒸留所は、1998年にディアジオ社からバカルディ社の傘下となった*ジョンデュワー&サンズ社(John Dewar & Sons Ltd.)が所有している。かつての花と動物シリーズはディアジオ時代にリリースされたボトルで、現在のクライゲラキOB(オフィシャルボトル)は2014年からリリースが開始されたシングルモルトです。

*ジョンデュワー&サンズ社の所有する5蒸留所は 1.アバフェルディ 2.オルトモア 3.クライゲラキ 4.ロイヤル・ブラックラ 5.マクダフ(グレンデブロン)。

 

CRAIGELLACHIE 13YEARS 46%

クライゲラキ蒸留所の二つの特徴

1.麦芽をピートではなくオイルヒーティングによって乾燥させるため、独特な硫黄臭(感)に加え大麦の甘味がしっかりと感じられるモルティーな仕上がりとなる。

2.蒸留液(ニューポット)を得る際、アルコール蒸気をコイル状の銅管に通し外部から冷水で冷却するワームタブを使⽤している。(酒質:重)

長期にわたりブレンデッド原酒の工場であったクライゲラキ蒸留所はボトラーズを除き、2014年オフィシャル・シングルモルトの扉を開け、13 年物と17年物、トラベル・リテール専⽤に19年物、そして限定数量の23年物を発売。多くのモルトファンは、その卓越した硫⻩のような⾵味とその中にあるミーティーな特徴を持つクライゲラキを⾼く評価しているようです。

 麦わらゴールド

 キャラメル、カスタードクリーム、蜂蜜、洋ナシ、硫黄、ジンジャー

 麦芽風味主体のワクシーなスパイス、ライトミディアムの酒質にホワイトオーク由来のウッディネスが心地よく鼻に抜ける。フィニッシュにかけて硫黄のようなサルファリーが仄かに現れ、全体をより複雑で味わい深いものにしています。個性的かつ標準的といった二つのキャラクターがバランスよく存在し、すっきりとした飲み口の中にクセと大麦の風味がしっかりと生きています。人気のある理由がわかる気がします。飲み飽きない複雑さを兼ね備えた魅力的な一本でした。

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