グレンリベット12年 ライセンスドラム

オリジナルストーリーズ第二弾

THE GLENLIVET. LICENSED DRAM

スコッチウイスキーは合法化によって大きく発展し、長い時間をかけて品質も向上してきました。それから約200年後の現在では世界的な評価を獲得し、ウイスキーは「蒸留酒の王」として不動の地位を築いています。この歴史に重要な役割を果たした蒸留所があります。

蒸留所/ザ・グレンリベット(スペイサイド)
所有者/ペルノリカール社
創業年/1824
樽/1stフィルバーボンバレル、1stフィルヨーロピアンオーク
度数/48%
リリース年/2022
備考/グレンリベット12年の限定品。
香味/ピーチ、ストロベリージャム、シナモンとジンジャーブレッドを想わせる温かみのあるアロマ。蜂蜜、ヘーゼルナッツ、甘草が見事に重なり合う。スパイスの香り、長く甘い余韻。


スコットランドで17世紀頃から始まったウイスキーに対する課税は19世紀初頭まで大幅に強化され、それにより密造を行う業者も増加しました。当時イギリスの正規業者を凌駕するほどになっていたというからすごい数だったようです。

このライセンスド・ドラムは「ザ・オリジナルストーリーズ」シリーズの第二弾。スコッチ製造において、政府公認のファースト・ライセンスを取得した蒸留所であることに敬意を表したリリースとなっています。数あるスコッチの中でも語る要素の多い蒸留所ですので、みなさんもご存知の方は多いかと思います。詳細は割愛しますが、現在では年間2100万㍑というとんでもない生産キャパシティを誇る世界最大級のウイスキーメーカーに成長しています。日本もクラフトウイスキーブームに沸いていますが、稼働する蒸留所の多くは年間約10万㍑ですのでその歴然とした差をご理解いただけるのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です